2016年に制作された映画、『LOOP -時に囚われた男-』を夫婦で見ました。
この映画はハンガリー製ということで、普段はあまり見る機会のない映画だと思います。
その感想や考察、レビューなどを夫婦それぞれの視点で書いてみたいと思います。
なお、ネタばれになる要素は本ページ最後に記載しています。
あらすじ

違法薬物の密売グループの一員であるアダムと、その恋人であり薬物依存症でもあるアンナ。
アダムはボスであるデシューから渡された違法薬物を盗んで逃げる計画を立てるが、ボスのデシューにばれて命を狙われたり、恋人のアンナの妊娠が発覚したりする。
アダムはアンナを見捨てて逃げようとするもうまくいかない。
ところが、ループが始まってこの逃亡劇を何度も繰り返すことになる。
以前までの自分がいる中で、新しいループの自分が行動する(並行して存在)ことで、少しずつ考え方や行動が変わってきてハッピーエンドを迎える物語。
おすすめ度
総合評価:

おもしろいけど、ちょっと難しくて1回じゃわからなかったかな。

たしかに、おもしろかったようにも見えるけど、よく分からなかったから結局おもしろくないのかも。
ただ、途中で飽きることなく全部を見れたから、一応平均の3以上の評価かなと思う。

そうね。1回目でストーリーの流れ自体は分かるから、2回目は楽しんで見れたよ。
主人公の男性の心情がループによって、少しずつ変わっていく様が見れるのはおもしろかった。
ストーリー:

ストーリー自体は短編のはずだけど、ループによって長くなっている印象。実際には数時間の出来ごとだと思う。
ただ、ループの理由や内容が映画の中では分からなかったので、ちょっともやもやが残ったね。

一番初めにループが起こった時はワケが分からなかったよね。
ストーリーが進むにつれて、「なるほど!」と思うところはあったけど、逆に「どういうこと?」と思うところも多かったかな。
だから、2回見ないとこの映画は分からないかも。2回見ても分からないかもしれないけど(笑 )
映像:

映像は特別にきれいというわけではなく、撮り方も斬新なシーンがあったわけでもない。
とても一般的な映像だったと思う。

うんうん、そうだね。
難しさ:

ストーリーは簡単な流れなのに、ループによって複雑になっている。2回見てもすべてを理解するのは難しいかもしれない。
ただ、「この時、ああなっていたんだ」という発見などがあるので、考えて映画を見たい人にはおススメできる作品かも。

うん、わかるわかる、そうだよね。
真剣に見ないと分かりにくいかもね。ちょっと目を離すと分からなくなっちゃう。
映画館で見る映画じゃなくて、レンタルで何度も見直す映画かな?
映画について
スタッフとキャスト
- 監督・脚本:イシュティ・マダラース
- アダム:ディーネシュ・サーラズ
- アンナ:ドリナ・マルティノヴィッチ
- デシュー:ジョルト・アンゲル
主題歌・挿入歌
主題歌や挿入歌に関する情報は公開されていませんでした。
原作やロケ地
原題は「Hurok」という名称です。
撮影シーンのパターンは少ないため、ハンガリーのどこかで撮影したものと思われます。
ここまでで見てみたいと思った方が、ぜひ見ていただければと思います。
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