2018年12月に公開された映画、『I FEEL PRETTY (アイ・フィール・プリティ)』を夫婦で見ました。
その感想や考察、レビューなどを夫婦それぞれの視点で書いてみたいと思います。
なお、ネタばれになる要素は本ページの一番最後に記載していますので、これから観る方も安心して読んでください。
あらすじ

主人公は、ぽっちゃりしていてパッとしない容姿の自分に自信が持てず、悶々とした毎日を過ごしているレネー。
ある日、自分を変えようとダイエットを決意し、ジムに通い始めるが、ジムのエクササイズ中に転倒し気を失ってしまう。
そして、目が覚めると、スーパーモデル並みの絶世の美女に変身していた!(と勘違いしていただけ)自分の願いが叶ったと大喜びのレネーだが、それは頭を強打したことによる思い込みであり、実際は何一つ変わっていなかった。
しかし、自分が美しいと思うようになったことでレネーは超絶ポジティブになり、会社で出世し、優しい彼氏もできて、仕事も恋愛も絶好調になるが…。
映画『アイ・フィール・プリティ 人生最高のハプニング』公式HPより
なんというか、この「勘違いしていただけ」っていうストーリーでめちゃくちゃ興味湧いた!

わたしはあらすじも知らずに、ダイエットブロガーさんがおススメしてるのを見て、観てみようと思ったんだ。
ふぁみぱぱが「これホントにダイエット向けの映画なの?」って言ってて、おや?ってなって興味が湧いたよ!

予告ムービーだけで一気に惹きこまれるよね。

予告ムービー見てみたけど、すっごくおもしろそう!
吹き替えが渡辺直美さんなのも気になるね。
おすすめ度
この映画のおすすめ度を、夫婦の主観に基づいて5段階で表現しています。
意見が分かれた場合は間を取るか、お互いの説明を受けて納得した方を採用しています。
総合評価:

この映画のおススメ度は…、4.5?

うんうん、4.5。
自己否定しがちな人にぜひ見てほしい。
ポジティブになりたい気分のときにも良いね!

確かに。この映画を見ると自己肯定感を高めることができるよね。
アメリカの映画評価サイトとかだと、体型に関するハラスメント?とかで評論家とかからの評価は低いみたいね。
評論家とかどうでも良いけどおもしろかったね。
笑いあり、涙ありで良い映画に出会えて感謝!
ストーリー:

頭打って超ポジティブになるって、ストーリーがぶっ飛んでて現実的じゃないけど、変にリアリティもあっておもしろかった。

そうやね。ポジティブになるだけで終わらないストーリー構成だったし、結構惹きこまれちゃった。
やっぱりそううまくは行かないよねっていう感じ。
でもそれを乗り越えて成長する過程に、主人公のレネーに共感もできるよね。

ストーリーの各所で良い言葉が出てたよね。
これはネタバレのところにとっておくね。

うん、良い言葉はホントに多かった。
涙出たし。

主人公のレネーは見た目を気にしてたけど、ポジティブになったことで表情もすごく良くなっていて、恋も仕事もうまくいってたよね。
ポジティブに生きるって、何事も良い方向に進んでいくんだね。

映画だからっていうのもあるけど、ああいうポジティブな生き方とか気持ちの持ちようって、少し憧れもするよね。
あんなに自分自身をありのままに出しながら、自信たっぷりに他の人と関われないもんね。

うん、ホントにそう!
もっと自分を好きになろうって思う映画だった。
映像:

美しさとかを扱っている題材だけあって、全体を通してきれいな色使いだったね。

鮮やかな色が多かったかな。
メイクや洋服なんかも前衛的で、ファッション雑誌の世界が広がってるような感じだった。

その色をちゃんと発色する綺麗な撮影もされてたよね。

ポジティブになってからのレネーは、街中でも映えるような映り方をしていて、考えられてるなって感じだったね。

個人的にはチャイナタウンの地下とのコントラストもばっちりだったと思う。
あと、渡辺直美さんはレネーの映像的な部分でもピッタリだね。

そうだね。
日本語版をまだ見てないけどね(笑)
簡単さ:

映画自体は簡単に見ることができたね。
ストーリーも分かりやすくて、ちょっと見逃しても全然追いつける映画かな。

そうだね。
でも面白かったから、見逃したら巻き戻してちゃんと見たい映画だね!

ポジティブになったのは主人公のレネーの内面的な話で、周りの人たちからは外見的に何も変わったように見えないよね。
そんなレネーと周りとのやり取りのずれの部分が、観ていて楽しかったし、少し考えさせられる部分でもあったかな。
それでも分かりやすく撮られてたけどね。
コメディ:

レネー役の人がコメディ女優さんみたいだね。
そのおかげか、自然なおもしろさが存分に出たね!

うん、2人して声を出して笑ったシーンもいくつかあったよね。
レネーの勘違いと、周りとのギャップ(反応)のところがおもしろかったし、レネーのド直球なポジティブさが特に好きだったよ。

わたしは彼氏役の人のたじたじ感とか好きだったなぁ。
はじめはレネーのポジティブさを怖がって流されてる感じだったよね。
そういう部分も「分かる分かる」って感じでおもしろかった!
感動:

ぼくはこの映画で結構泣いちゃったよ。

号泣!ってほどの感動シーンは無かったような気がするよ?

なんだろう、20歳すぎてから涙もろいのもあるんだけど、公園でのシーンとか、最後の発表会のいシーンとか、ああいう気持ちが昂るようなシーンに涙が出ちゃう。

あー、心に響くようなシーンね。
確かに公園のシーンはわたしもジーンときたよ。
涙は出なかったけどね!(笑)

笑いあり、涙ありで良かったということで!
幸せ:

途中で波乱もあったけど、最後はハッピーエンドで終わったから良かった!
全体的に見ても幸せになる映画だった。

うん。
随所で笑えたし、ところどころジーンとさせてくれたし、涙も出るような映画で、しかも最後はハッピーエンドでほっこりして、見終わった後は気持ちがスッキリした感じがあったよ。
でも余韻でしばらくこの感じのままでいたいっていう思いもあった(笑)

レネーだけじゃなくて、彼氏さんもすごく良い味出してたね。
映画全体に良い風味付けをしていて、あの彼氏さんを見ていてとても幸せな気分になったよ。
映画について
スタッフとキャスト
- 監督・脚本:アビー・コーン、マーク・シルヴァースタイン
- プロデューサー:マックG
- レネー・ベネット:エイミー・シューマー(渡辺直美)
- エイヴリー・ルクレア:ミシェル・ウィリアムズ
- イーサン:ロリー・スコヴェル
- マロリー:エミリー・ラタコウスキー
- ヴィヴィアン:エイディ・ブライアント
- ジェーン:ビジー・フィリップス
- リリー・ルクレア:ローレン・ハットン
- ヘレン・グレイ:ナオミ・キャンベル
- グラント・ルクレア:トム・ホッパー
- メイソン:エイドリアン・マルティネス

出演者にモデルさんが多くて、きれいな人ばっかりで豪華だったね。

確かにきれいな人多かったね。
どこかで見たなーって思ってた人は、「ナオミ・キャンベル」だったよ。
マロリー役のエミリー・ラタコウスキーさんが一番きれいだった!

うんうん、あの人めっちゃきれいだったねー!
レネー役のエイミーさんが、『エイミー・エイミー・エイミー』という映画を出してるらしいんだけど、それも見てみたいなって思った!

これかな?
確かにおもしろそうだから今度見よう。
主題歌・挿入歌
メーガン・トレイナー:Me Too

もともと洋楽が好きっていうのもあるけど、この映画に使われている曲はぜんぶ大好きな感じだったよ。
全体的にR&Bなのかな?ちょっとジャンルは分からないけど、とにかくノリノリな曲が多かったね。
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